オオクワガタの放虫問題
オッス!
おいらアスカ。
虫狩り行こうゼーット!!
最近オオクワガタの発見率が高くないですか?
これがいわゆるオオクワガタの放虫問題なんですか?
オオクワガタは、乱獲や開発、森林伐採などの人間活動により、野生個体の生息が危機にさらされていると言われています。
そのため、2007年には日本の環境省によって準絶滅危惧種から絶滅危惧II類に引き上げられました。
しかしポイントによっちゃヒラタクワガタよりオオクワガタのほうが多い事もあります。
絶滅危惧種なんだからそこらへんの公園に生息してちゃダメでしょw
オオクワガタは、日本やアジア地域において本来存在している固有種なので、生態系にとっては自然な存在です。
そのため、オオクワガタが存在すること自体が生態系に悪影響を及ぼすとは言えません。
一方で、オオクワガタの放虫によって、個別の地域の生態系に変化が生じる可能性があることは指摘されています。
外来種としてのオオクワガタが特定の地域に持ち込まれ、在来種と競合することで生態系のバランスが変化することが懸念されるのです。
オオクワガタの生息域は局所的で移動が少ないため、生息地によって遺伝的な変異が生じることが知られています。
また、一部のオオクワガタの血統では大型化が見られ、外国種との交雑の可能性も指摘されていますが、明確な証明はされていません。
オオクワガタは近縁種との交雑が報告されており、タイワンオオクワガタ、グランディスオオクワガタ、ホペイオオクワガタなどとの交雑による遺伝子汚染が懸念されています。
そのため、外来種や国産のオオクワガタを含めて、飼育個体を野外に放すことは避けるべきだと呼びかけられています。
ただ現実的にオオクワガタは増えちゃってるけどね。
また、オオクワガタは噛む力が強い一方で、飛翔能力はミヤマクワガタやノコギリクワガタほど高くありません。
そのため、他のクワガタムシと比べて分布範囲を拡げる能力や交雑を避ける能力が低くなっています。
ブリーダーの間ではオオクワガタの放虫は厳禁とされており、地元で採集された個体や採集個体から生まれた個体以外は放虫してはなりません。
したがって、オオクワガタの放虫に関しては、生態系への影響を考慮し、慎重な対応が求められます。
特に、ブリーダーが増えすぎたオオクワガタを放虫する場合は、地元の環境や法律に配慮し、適切な場所やタイミングを選ぶ必要があります。
また、地元の専門家や関連団体と協力し、持続可能な方法で放虫を行うことが重要です。
ただし、オオクワガタが元々存在している地域では、その生息や繁殖をサポートする活動や研究も行われており、生物多様性の一環として重要な存在とされています。
最近では町おこしの商品、ふるさと納税の返礼品などにもオオクワガタが活用されています。
オオクワガタが放虫される理由
ではなぜ、絶滅危惧種である貴重なオオクワガタが捨てられ、放虫されるのか?
1990年代後半からのクワガタブームにおいて、オオクワガタは先駆けとなった種の一つでした。
その時期には「黒いダイヤ」という愛称で知られ、大型個体は高値で取引されることもありました。
1匹で数十万、数百万、1000万なんて個体まで登場。
1mmの体長の差でも価格に大きな差が生じることがあり、マスコミ報道やドラマの題材としても頻繁に取り上げられました。
ブームが去ったあとも大型個体は1匹で数万円で取引されているオオクワガタ。
これはビジネスとしてもオイシイ話ですよね。
現在ではオオクワガタの評価は大きさだけでなく、各部のバランスや顎幅なども重視されるようになっています。
このような評価基準の変化は、クワガタの飼育技術の発展や愛好者のニーズの変化によるものです。
オオクワガタのブリーダーが大多数の個体を飼育して大きなサイズを作出することは事実です。
ブリーダーは数百匹の中から数匹の大きな個体を選抜し、繁殖させることで、その遺伝子を次世代に引き継ぐことを目指しています。
また、一時期の高値は飼育技術の発展により、市場にオオクワガタの個体数が増えたことによって相対的に下落しました。
現在では、ペットショップなどでもオオクワガタのペアが数千円程度で販売されていることもあります。
さらに価格下落に追い打ちをかけたのがヤフオクの出品禁止。
オオクワガタ取引が最も多く行われていたのがヤフオクでした。
しかし国産オオクワガタが出品禁止対象になり、ブリーダーはヤフオクで余剰品を手軽に販売できなくなりました。
膨大な数のオオクワガタを飼育するにもお金がかかる。
そういう背景が放虫問題に拍車をかけていると指摘する人もいます。
一方で、大多数のオオクワガタが小さなサイズにしか成長しなかった場合、その個体に対してはさまざまな処遇がされることがあります。
冷凍処分や放虫という選択肢がある一方で、ブリーダーによっては売却や他の目的で利用されることもあります。
ただし、具体的な処遇方法やブリーダーの実践は個々によって異なりますので、一概には言えません。
また、オオクワガタのブリーダーの中には、余剰の個体を他の愛好家や研究機関に提供するなど、責任を持って適切な処遇を行っている方も存在します。
オオクワガタのブリーダーや飼育者は、個体数の管理や処遇について環境や動物福祉の観点から考慮することが重要だよね。
適切な飼育方法や個体数の調整、余剰の個体への責任ある取り扱いが求められます。
これにより、オオクワガタの保全や個体の幸福を追求しつつ、人々の楽しみや研究の一環として飼育を行うことができます。
理想と現実はかけ離れているのが世の常。
オオクワガタはこの数年間増え続けるという意見を多く聞きます。
せめて自分だけはまっとうな精神を保ちたいと思っています。
追伸
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