カブトムシの幼虫が出てくるのはなぜか?
カブトムシの幼虫が土から出る!
なんで?
なんか不安…
幼虫さん土に潜ってよ…
どうすりゃいいんだ?
そうお思いのあなたの疑問を解決できる記事です。
どうしてカブトムシの幼虫が土から出てしまうの?
いくつか考えられることがあります。
・カブトムシマット内部の酸欠。
・カブトムシマットの環境が合わない。
・カブトムシマットが糞だらけになっているエサ不足。
・カブトムシマットの量が少なく、深さがたりない。
・小さな飼育ケースにカブトムシの幼虫を入れすぎ。過密飼育。
・カブトムシの病気。
土から出てくる理由と解決策
カブトムシの幼虫がマットの上に出てくるのは、土・マット内部の環境が悪いから出てくる場合がほとんどです。
特に5月6月の蛹になる前の時期にマットから出てきてしまった場合はヤバいです。
蛹室を作りたいがマットが「やわらかい」「あわない」など、環境の悪さなどの理由で蛹室を作れず上に出てきてしまいます。
対応策としてマットを固めるなり、交換したり、人口蛹室を作ったりする方法もあります。
そのままマットの上でも幼虫は蛹になり成虫となりますが、ほとんど羽化不全の奇形になります。
角が曲がっていたり、羽がつぶれていたりとかわいそうです。
カブトムシにとって良い環境を作ってあげることが大事です。
以下、さらに詳しく触れていきます。
カブトムシの幼虫飼育でダメな例です。
・カブトムシマットの量が少ない。
・カブトムシマットがフンだらけ。
・カブトムシマットの水分が足りない。
・エサとなる土(マット)が足りない。
・この小ケースで4匹は入れすぎ。(過密飼育)
※もしあなたの飼育しているカブトムシの幼虫が写真のようになっていたら、すぐに対応しないと死んでしまいます。
カブトムシマット内部が酸欠とは具体的にどんな状況なのか?
カブトムシの幼虫が出てきてしまう原因でよく言われるのが、
「酸欠なんじゃないの?」
「ガス抜きした?」
などです。
酸欠?ガス抜き?
とはどういうことなのでしょう。
カブトムシマットはメーカーによって違いはあれど、主な原材料の木や葉を発酵させて作っています。
発酵とは微生物の働きによって物質が変化することをいいます。
その物質の変化が人にとって有益であれば「発酵」、
有害であれば「腐敗」と区別されています。
発酵によるガスとは微生物の力(メタン発酵)を使って、木や葉から発生するガスのことです。
ガスには「メタン」という燃えやすい気体が含まれており、発電に利用することが出来ます。
一般的にガスがマット内に多く含まれていると、
酸欠になり、幼虫がマットの外に出てくると言われています。
本当なのかは幼虫に聞いてみないとわかりません。
市販のカブトムシマットには「ガス抜き」が必要と書いてある商品があります。
カブトムシマットを扱う際に言う「ガス抜き」とは
購入して直後のマットの異臭をなくすために空気にさらすことです。
そもそもカブトムシマットとは何か?
カブトムシの幼虫は自然界では腐葉土を食べています。
腐葉土とは、秋や冬に枯れて落ちた葉、朽木などが堆積し、ミミズなどの虫や微生物の力を借りて、長期間かけて分解されて土のようになったものです。
例えば一般的に販売されている園芸用の腐葉土は、人工的に2か月程で作成されているものが多いようです。
質の良い腐葉土を使いたい方は、自宅で枯葉から腐葉土を作っている方もいます。
カブトムシ飼育に憑りつかれた人たちは
自作でカブトムシマットを作成する事もあります。
しかし大変な労力が伴うので初心者にはおすすめできません。
では、市販のカブトムシマットはどうやって作っているのか?
原材料はクヌギ、コナラなどの朽木や榾木を粉砕し、栄養剤を混ぜ合わせたもの。
朽木や榾木とはシイタケ栽培でシイタケを生育し、用済みになった捨てる廃木。
それを機械で細かく砕き、ふわっふわの状態にし、水分と栄養剤を混ぜ合わせる。
栄養剤を入れるのは発酵させるためと、デカくカブトムシを育てるため。
「高カロリー!高タンパクでカブトムシの幼虫がデカくなる!」
そんな売り文句が書いてあったりします。
カブトムシマットを製造しているメーカーによっては水にもこだわっていて、地元の天然水を使って製造しているからカブトムシにも優しい!なんて記載されているものあります。
あなたが使っているカブトムシマットは、人為的に作られたものであることを知っておくことで、道端で100円拾ったのと同じくらい得した気分になれると思いますw
本来カブトムシの幼虫は
自然界では腐葉土(腐った葉っぱの土)を食べています。
牛のウンコ(堆肥)の中にもたくさんいます。
「えっ!?ウンコの中で育つの???」そう思われるかもしれませんが、堆肥の中で見つけるカブトムシの幼虫は、ツヤっツヤでデカいのが多くみられます。
人為的に作られたカブトムシマットは人の手で発酵させています。
先ほども言いましたが、発酵とは微生物の働きによって物質が変化することをいいます。
その物質の変化が人にとって有益であれば「発酵」、有害であれば「腐敗」と区別されています。
カブトムシにとっての「発酵」とはマットの中で活動できること。
「腐敗」したマットでは幼虫もマットから出てきてしまうのもうなずけます。
人為的な失敗があるから居心地が悪く、内部環境が悪く、その中にずっと潜っていられないから上に出てきて死んでしまう。
安すぎるカブトムシマットや、逆に高すぎるマット、
高栄養価をうたったマットでもこういったことはよく起きます。
つまりダメなカブトムシマットは
牛のウンコの中にいるより居心地が悪いってことかもね。
カブトムシの病気 黒点病とは?
カブトムシの幼虫の病気で一番多いのが黒点病です。
カブトムシの幼虫の体に黒い斑点できる病気で、原因は外傷からの感染低温障害、カビの一種であるメタジウム菌の感染、また幼虫自体の遺伝ともいわれています。
黒点病は伝染すると言われていて、同じケース内で飼育している幼虫が次々発症することが多いです。
発症すると治療方法もわかっておらず、ほとんど死んでしまいます。
予防策としてはカビの菌(メタジウム菌)が繁殖し過ぎないように時期をみて発酵マットを交換して清潔を保つことです。
後はカブトムシの幼虫の体に傷を作らないこと。
幼虫に触れる場合は十分に注意する。
なるべく広く大きなケースで飼育し、他の幼虫と接触し過ぎないように飼育することです。
カブトムシの幼虫が出てきたときの対策は?
・手っ取り早いのはマットを交換すること。
・良質なカブトムシマットを多きめなカブトムシ飼育ケースにたっぷりと入れるて飼育する。
・幼虫の過密飼育はダメ。
・病気になったら早めに別のケースに移す。
※マットや土は全部交換が基本です。
カビの菌(メタジウム菌)が繁殖しているマットは処分しましょう。
全部交換し、すてるのはもったいないな…
などとケチってしまい、新しいマットと混ぜて使った場合、カビ菌がさらに繁殖し、結局全滅になることあります。
応急処置として、病気にかかっていない幼虫は別で飼育しましょう。
新聞紙などを敷き、カブトムシマットをケースの外に出し、半日ほど空気にあてます。
その後水分調整し様子をみましょう。
1日たっても潜らないときは、早急にマットを変えないと死んでしまいまうこともあります。
こうなってしまった場合
おすすめなのは人口蛹室。
ミタニ 人工蛹室 サナギのへや 3室 国産カブトムシ用 昆虫 ブリード 関東当日便 価格:681円 |
これなら中の様子も見えるし、蛹から成虫になる瞬間を観察できますね。
いろんなカブトムシマットが売っていますが、
「育成マット」や「バイオ育成幼虫マット」が値段も手ごろでおススメです。
カブトムシの成長は良質なエサ「カブトムシマット」で決まります。
どうせなら子供が喜ぶ、大きくてカッコいいカブトムシの成虫が見たいもんね。
あー来年の夏がたのしみだ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらの記事も人気です!
カブトムシ幼虫飼育に関する人気記事
カブトムシ昆虫マットに関する人気記事
カブトムシ昆虫ゼリーに関する人気記事
釣りガールの人気記事
出会い系アプリの人気記事
⇒PCMAXが出会いに最もおすすめな理由とは?口コミ評判や登録・使い方も解説
人気ブログランキング、クリックで応援をお願いいたします!
今日のブログを「読んだよ〜♪」の
しるしに、ぽちっとしていただけると
カブトムシをなでて喜びますヾ(*´∀`*)ノ(笑)
応援ありがとうございます♪
単純なので更新頻度がUPする…かも(▼ω▼)♪
★カブトムシハンターアスカのメルマガはコチラ↓アスカのメイン媒体であり、一番お得な情報はこちらでのみ配信中です!
⇒ カブトムシハンターアスカのメールマガジン「課外活動通信」
カブトムシハンターアスカのSNS
「カブトムシ、クワガタで儲けたい人は他にいませんか?」
こちらの記事も人気です。
おすすめ昆虫ゼリー | おすすめの昆虫マット | おすすめの昆虫ケース |
---|---|---|
福山雅治とカブトムシ放虫の恋心 | オオクワガタの材割採集。群馬県と埼玉県名 | カブトムシ・クワガタの希少種、密漁で逮捕 |
---|---|---|
あなたは昆虫の放虫についてどう思っていますか?悪いこと?いけないこと?福山さんに和田堀公園の放虫の事を教えていただきました。 |
|
香川照之の昆虫すごいぜとは? | 香川照之の子供服と通販について | 鬼滅の刃「無限列車編 |
---|---|---|
カブトムシの幼虫の育て方 | カブトムシの幼虫が出てくるのはなぜか? | カブトムシ幼虫育て方 ペットボトル編 |
---|---|---|
埼玉県秩父長瀞のオオクワガタ採集 | カブトムシが集まる魔法の木「シマトネリコの脅威 | カブト1番と育成マットはどっちが良い? |
---|---|---|
竹内涼真はクワガタ・カブトムシ昆虫好き | 的場浩司のオオクワガタ採集とは? | DJ KOOのコーカサスオオカブトとスマトラオオヒラタクワガタ |
---|---|---|
昆虫食と井上咲楽 | 哀川翔のカブトムシは新種? | 哀川翔のカブトムシ工場とは? |
---|---|---|
こちらの記事も読まれています。